戦争と文学 (笠間ライブラリー 梅光学院大学公開講座論集) pdfダウンロード
戦争と文学 (笠間ライブラリー 梅光学院大学公開講座論集)
10/10/2020 16:22:29, 小説・文学の通販, 佐藤 泰正 (編)
によって 佐藤 泰正 (編)
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篠弘、加藤典洋をビジターに迎え、文学における「戦争」をテーマにバラエティーに富んだ内容を収録した論文集。今こそ鮮明になってきた戦時下の文学を問い直す論考。全9編。【「TRC MARC」の商品解説】
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戦争と文学 (笠間ライブラリー 梅光学院大学公開講座論集)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。短歌と詩と日本の戦争 ** 本書は、タイトル通り、「戦争と文学」が主題とされた論集なのだが、ここで注目したいのは、これまで十分に論じられてはこなかった、短歌や詩といった、ジャンルの表現と戦争との関わりである(従って、加藤論文と北川論文に注目することになる)。どうも、戦争という大文字の政治が関わると、文学表現は抵抗か迎合か、といった評価軸で問われがち(裁断されがち)である。しかし、たとえその枠を採用するにせよ、艇庫うなり迎合なりをどのようにとらえるのかについてはかなりの振幅を伴う作業になろうし、ことそれが文学表現である場合、作業の難航は避けられないものとなるだろう。先に挙げた2論文は、そうした難題に正面から立ち向かい、短歌を、そして詩を具体的に引用・分析して、大きな政治のうねりを視野に収めながらも、その表現をすくいあげていく。こうした作業・姿勢は、小説も含め、戦時下の文学を問い直す際には必須の条件にして、ひとつの達成であると思う。